基本ルール
アメフトは陣取り合戦!
4回以内の攻撃で10ヤード以上前進すると、ファーストダウンとなり、あらためて4回の攻撃権を得られ、前進することができます。
パスやランを駆使して最終的には「エンドゾーン」と呼ばれるフィールドの最後までボールを運ぶとタッチダウン!
オフェンスチームが4回以内の攻撃で10ヤード前進できなければ攻守交替になります。
OFFENSE
攻撃チーム
攻撃チーム
オフェンスとはボールを持って攻撃しているチーム。
相手のエンドゾーンまでボールを進め得点することを目指す
QUARTER BACK
オフェンスの司令塔
パスを投げたり、ボールをRB(ランニングバック)に渡したりそして時には自分でボールを持って走ったり、オフェンスはまさにQB中心に展開していく。肩の強さとパスの正確なコントロールに加え、強力なリーダーシップとディフェンスを的確に読む頭脳、さらには一瞬の判断力など様々な能力を要求されるアメフトの花形ポジション。
RUNNING BACK
地上戦の主役
時には勇敢に相手ディフェンスに突進し、時には華麗なステップで相手ディフェンスを翻弄しながらボールを少しでも前進させる。爆発的なスピードのみならず、激しいタックルにも負けないタフさ、さらには味方の切り拓く走路を見いだす能力も必要とされる。プレイによってはレシーバーとしてパスキャッチもこなす、無敵のアスリート。
WIDE RECEIVER
空中戦の主役
パスプレイでQB(クォーターバック)のターゲットとしてオフェンスの両翼をなす。相手ディフェンスのマークを振り切るスピードはもちろん、空中戦を制するジャンプ力と確実なキャッチ力、さらには正確にパスルートを走る能力も必要とされる。WRが相手ディフェンスを振り切り、ロングパスレシーブを決めるシーンはまさに鳥肌もの。風を切ってフィールドを疾走するチーム一のスピードスター。
OFFENSE LINE
オフェンスの要
センター(C)1人、ガード(G)2人、タックル(T)2人からなる5人のユニット。自らの体を犠牲にしてディフェンスをブロックする。ランプレイではRB(ランニングバック)の走路を切り拓き、パスプレイではパスを投げるQB(クォーターバック)を守る。ボールを持つことができないポジションのため、TD(タッチダウン:6点)のような華やかなプレイとは無縁だが、彼ら5人のコンビネーション、献身的なプレイなくしてオフェンスが前に進むことはない。まさに心優しい縁の下の力持ちたち。
TIGHT END
マルチプレイヤー
パスをキャッチしていいラインマン。
ブロックやパスプレーの両方に有力なポジション。
パスを受けてからは前に向かって走り込んでいくわけですが、RBのようにカットバックをつかってランするというよりも、手を使ってタックルをかわしたり、タックルされても倒れず押し込んでいく。そんな力強いランプレイが求められます。
DEFENSE
守備チーム
守備チーム
ディフェンスとはボールを持たない側のチームで、オフェンスが得点するのを止めようとする。
また、ディフェンスはボールを持った選手のファンブル(ボールを落とすこと)を誘ったり、相手の投げたパスをインターセプト(横取り)することでボールを奪おうとする。
LINE BACKER
ディフェンス司令塔
ディフェンスの中央に位置し、縦横無尽にフィールドを駆け巡る通常3人からなるユニット。オフェンスのプレイを最後まで冷静に見極め、ディフェンス全体に指示を出す強力なリーダーシップを要求される。さらにパス、ランどちらのプレイでも瞬時に反応する俊敏さ、そして強烈なタックルで相手オフェンスを打ちのめす激しさを持ちあわせるディフェンス最強のタックルマシーン。
DEFENSE BACK
ディフェンスの守護神
WRをぴったりとマークし相手との空中戦に勝ちパスをカットするポジションである一つのミスが相手のビックプレーに繋がるとても重要なポジション。一方で相手のパスをインターセプトすることにより試合の流れを大きく変えることもできる。圧倒的なスピードと運動能力、的確な状況判断が必要なディフェンス1のアスリートが集まるポジションである。圧倒的なスピードと運動能力を武器とするディフェンス最高のアスリート。Sはディフェンスの最後尾に位置するSS(ストロング・セイフティ)とFS(フリー・セイフティ)の2人のコンビ。パス、ラン、どちらのプレイにも対応する能力が求められ、特にSSはFSよりやや前に位置して後方からフルスピードでランプレイを潰す。激しいプレイスタイルの中にもフィールド全体を見渡しながら状況を冷静に分析し、危険をいち早く察知する嗅覚が求められるディフェンスの守護神。
DEFENSE LINE
切り込み隊長
ディフェンスの最前線で奮闘する通常4人からなるユニット。
DE(ディフェンスエンド)2人が外側を、DT(ディフェンスタックル)2人が真中を固める。爆発的なスピードとパワーで、オフェンスのQB(クォーターバック)、RB(ランニングバック)という獲物に襲い掛かる。そんな野性的なプレイスタイルが信条のディフェンス最凶の4人衆。
KICKING
キッキングチーム
キッキングチーム
キックオフ、パント、FG(フィールドゴール:3点)といったキックのプレイで登場するユニット。キックを行う側と、ボールをキャッチしてリターンをするか、キックを失敗させるべく邪魔をする側に分かれる。キックオフとパントの際、キックチームのスペシャルチームプレイヤーたちは、リターンチームの前進を止めるため、ボールを持つKR(キックオフリターナー)やPR(パントリターナー)へ突進し、タックルを狙う。
KICKING
■キッカー:
キックオフやFG、トライフォーポイントなどでボールを蹴るスペシャリスト。ゴールを狙う飛距離と正確性が求められます。
■パンター:
パントを蹴るスペシャリスト。パントは相手陣深くにボールを蹴り込んで、陣地を回復することを目的としたキックです。
また局面によって求められるキックの距離や角度などが変わって来ますので、落下地点など自在に調整できるテクニックが必要です。
キッカー同様、キックオフを担当することもあります。
■ロングスナッパー:
FGやパントの時にボールをスナップします。通常より長い距離を投げる為にこう呼ばれます。
■ホルダー:
FGやトライフォーポントの時にスナップされたボールをキャッチして、キッカーの蹴り易いようにセットします。
ボールの縫い目がキッカーの足に当たらないように、瞬時に向きを変えるなど、ボールの扱いに手慣れたプレーヤーが望ましいです。